私が初めてネムハイスクールに足を運んだのは、まだ寒さの厳しかった高校一年の冬でした。中高一貫校に入学し、高校に進級した私は当時の学校生活や授業についていけず、学校を休みがちになり、大好きだったバスケットボールもしなくなりました。そんな私を見るに見かねた両親は知人からの勧めでもあった「通信制高校」へ転校を考えてくれました。いくつかの通信制高校を教えてもらい、家から通える二つの学校を見学しに行くことになりました。ネムでの初めての面談で岸和田さんに出会い、入学するかどうかも決まっていない私の話を親身に聞いて下さいました。それがとても嬉しくて、転校を決めました。
ネムハイスクールで三年間過ごしたわけではありませんが、とても濃い高校生活でした。私がとても印象深く残っている思い出は大きくわけて三つあります。
まず、転校した年の三月の卒業式で司会を務めることになったことです。岸和田さんに「頼んだ」と言われた時は、とても驚いたと共に「ネムに入ったばかりの私がやっても大丈夫なのか」と不安もありました。卒業式当日は緊張で手がとても冷たくなったことをよく覚えています。しかし、最初の司会がきっかけでネムの先輩方やスタッフの方々と話せるようになり、友達もできました。学年が上がるにつれ、行事や特別活動に積極的に参加し、昨年の卒業式でも司会を務めさせて頂きました。二度目の司会ということもあり、前年の時よりも落ちついて行うことができました。今、この場所に立って話せているのも、これらの経験があったからです。色々な行事に参加しましたが、二年間卒業式で司会をしたことは一番の思い出です。
二つ目は、仕事しながらの、学業との両立です。転校当初は、引きこもっていた時のくせでもあり、夜になると深く物事を考えすぎて寝つきが悪くなったり、寝不足だったりと、生活リズムが正しくないことも多くありました。ネムに転校する条件として、父親の仕事を手伝うことを親と約束し、学業との両立を始めました。最初の頃は慣れるまで時間がかかり、学校や仕事を休むこともありましたが少しずつ生活リズムが安定し、またクラブチームでバスケットボールを始めることができました。
三つ目は、三年になり体育教科の上田さんが顧問となり男子バスケットボール部が本格的に始動し、私はマネージャーとして参加したことです。昨年八月に東京で行われた全国大会に、創部一年目にして山口県代表として出場することができました。高校では、もうバスケットボールに関わることができないと思っていた私でしたが、部活に入部したことで、仲間とスポーツをする楽しさ、チームの中で自分が何をすべきか、改めて学ぶことができました。
私はネムハイスクールに入って、素敵な先輩・後輩・友達を持つことができました。そして、他では知ることのできなかったことや、自分のやってみたいことを見つけることができました。私はスポーツの業界で働きたいと考えていましたが、バスケ部の活動を通じて以前よりも強くそう思うようになりました。春から専門学校でスポーツビジネスを学ぶことが決まり、次は自分がスポーツをする側から、スポーツをする人を支え、運営する側になるために頑張ります。在校生の皆さんもきっと大切な何かを得ることができるように願っています。
長くなりますが、この場を借りてお礼を言わせてください。各キャンパスの先生方、本当にお世話になりました。特に安部さん、いつも私が悩んだ時、話を聞いて下さったこと、本当に感謝しています。岸和田さん、岸和田さんがいて下さったおかげでこのネムハイスクールで卒業することができました。本当にありがとうございました。最後にお父さん、お母さん。今まで本当にたくさんの迷惑をかけてしまってごめんなさい。これからの一人暮らし、もしかしたら今まで以上に迷惑や心配をかけてしまうかもしれません。でも私は、一人で頑張っていくと決めたので温かく見守っていてほしいです。本当に今までありがとうございました。
ネムハイスクールで三年間過ごしたわけではありませんが、とても濃い高校生活でした。私がとても印象深く残っている思い出は大きくわけて三つあります。
まず、転校した年の三月の卒業式で司会を務めることになったことです。岸和田さんに「頼んだ」と言われた時は、とても驚いたと共に「ネムに入ったばかりの私がやっても大丈夫なのか」と不安もありました。卒業式当日は緊張で手がとても冷たくなったことをよく覚えています。しかし、最初の司会がきっかけでネムの先輩方やスタッフの方々と話せるようになり、友達もできました。学年が上がるにつれ、行事や特別活動に積極的に参加し、昨年の卒業式でも司会を務めさせて頂きました。二度目の司会ということもあり、前年の時よりも落ちついて行うことができました。今、この場所に立って話せているのも、これらの経験があったからです。色々な行事に参加しましたが、二年間卒業式で司会をしたことは一番の思い出です。
二つ目は、仕事しながらの、学業との両立です。転校当初は、引きこもっていた時のくせでもあり、夜になると深く物事を考えすぎて寝つきが悪くなったり、寝不足だったりと、生活リズムが正しくないことも多くありました。ネムに転校する条件として、父親の仕事を手伝うことを親と約束し、学業との両立を始めました。最初の頃は慣れるまで時間がかかり、学校や仕事を休むこともありましたが少しずつ生活リズムが安定し、またクラブチームでバスケットボールを始めることができました。
三つ目は、三年になり体育教科の上田さんが顧問となり男子バスケットボール部が本格的に始動し、私はマネージャーとして参加したことです。昨年八月に東京で行われた全国大会に、創部一年目にして山口県代表として出場することができました。高校では、もうバスケットボールに関わることができないと思っていた私でしたが、部活に入部したことで、仲間とスポーツをする楽しさ、チームの中で自分が何をすべきか、改めて学ぶことができました。
私はネムハイスクールに入って、素敵な先輩・後輩・友達を持つことができました。そして、他では知ることのできなかったことや、自分のやってみたいことを見つけることができました。私はスポーツの業界で働きたいと考えていましたが、バスケ部の活動を通じて以前よりも強くそう思うようになりました。春から専門学校でスポーツビジネスを学ぶことが決まり、次は自分がスポーツをする側から、スポーツをする人を支え、運営する側になるために頑張ります。在校生の皆さんもきっと大切な何かを得ることができるように願っています。
長くなりますが、この場を借りてお礼を言わせてください。各キャンパスの先生方、本当にお世話になりました。特に安部さん、いつも私が悩んだ時、話を聞いて下さったこと、本当に感謝しています。岸和田さん、岸和田さんがいて下さったおかげでこのネムハイスクールで卒業することができました。本当にありがとうございました。最後にお父さん、お母さん。今まで本当にたくさんの迷惑をかけてしまってごめんなさい。これからの一人暮らし、もしかしたら今まで以上に迷惑や心配をかけてしまうかもしれません。でも私は、一人で頑張っていくと決めたので温かく見守っていてほしいです。本当に今までありがとうございました。